愛媛県は2月1日、ドクターヘリコプターの運航を開始する。円滑な導入に向け、1月30日は基地病院の県立中央病院(松山市春日町)や松山空港(松山市南吉田町)で実地訓練を行い、最終準備。基幹連携病院の愛媛大医学部附属病院の医師や看護師を含めた医療スタッフ13人が、傷病者役の搬入や搭乗を通し運航時の基本動作を確認した。
ドクターヘリは消防機関から要請を受け出動。救急医療専門の医師や看護師が搭乗し、救急現場での迅速な初期治療が期待されている。県は県立中央病院と松山空港からの出動方式を併用し、県内全域を約30分以内でカバーする見込みとしている。