愛媛県は25日、第12週(16~22日)の県内定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数を公表した。県全体は4.9人で、前週から0.9人減少。7保健所管内では、今治だけが増加して10.3人となり、新たに注意報が発令された。
 迅速検査の結果、型別が判明した症例の36.8%がB型で、前週から14.6ポイント増加。今治、松山市の両保健所管内でB型がそれぞれ42.0%、55.6%を占め、県はB型の流行に引き続き注意を呼び掛けている。
 集団発生に伴い、五つの幼稚園と小学校で学級閉鎖や学年閉鎖の措置を取った。