愛媛労働局が27日発表した来年3月卒業予定の県内大学生の就職内定率(10月末時点)は前年同期比2.0ポイント増の53.0%となり、過去10年で4番目に高い水準だった。
 労働局は「後ろ倒しになった今年の就活日程の影響は、数字上は見られない。売り手市場のため内定率は今後順調に推移し、前年の93.8%(2015年3月末)と同水準になるだろう」と予測している。
 大学生の就職希望者は0.7%減の3048人。求人数は2.3%増の3万1991人。求人倍率は0.31ポイント増の10.50倍で、このうち県内は0.07ポイント減の1.27倍だった。