県産素材で独創パン 松山で大会
第3回パングランプリ愛媛が20日、松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋であった。地産地消をテーマに、県産素材を使ったオリジナルパンの出来栄えを競った。
県パン協同組合(松山市)が会員の技術向上を目指し、2014年から開催。食事パン、菓子パン、焼き菓子・ケーキの3部門に会員などの7社が19点を出品した。
会場には、せとかピューレを織り交ぜたフォカッチャをはじめ、新宮産抹茶と粒あん入り焼き菓子、地鶏を挟んだドッグといった個性豊かな作品がずらり。行政関係者らが味や独創性、見た目をポイントに試食しながら審査し、松山市高井地区で栽培された丹波黒豆をふんだんに使った「『ひめくろ』ブレッド」(ミニヨン)が最優秀に選ばれた。