愛媛県教育委員会は17日、県庁で定例会を開き、2015年度県立高校入試の5教科(250点満点)の平均点が前年度より9.4点高い135.4点だったと報告した。対象は全日制の一般入試を受験した7741人。
 教科別では国語31.0点(前年度比2.7点増)▽社会26.8点(増減なし)▽数学26.9点(4.6点増)▽理科23.6点(2.1点減)▽英語27・1点(4.2点増)だった。
 理科の得点分布がほかの教科に比べて低得点に片寄っており、県教委は「観察や実験の結果に基づき多面的に思考する能力として、応用問題を多くする傾向があるため」と分析した。