愛媛県八幡浜市と県行政書士会(矢野浩司会長、560人)は26日、大規模災害時に被災者が行政手続きを円滑に行うための支援協定を締結した。市の要請時に同会は会員を派遣し、税の減免などに必要な罹災(りさい)証明書の申請書類や相続関係書類に関する相談業務を行う。
 同様の協定は県内自治体では松山市に続いて2例目。同会は相談窓口を設置するなどして住民の早期の生活再建を図る。八幡浜市役所であった調印式では、矢野会長と大城一郎市長が協定書に調印した。