愛媛県議会自民党の分裂後初の自民党県連定期大会が25日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、塩崎恭久厚生労働相(衆院1区)は、定期大会に先立ち開かれた臨時支部代表者・総務合同会議で新会派・自民党志士の会から自民党との統合に向けた意思表示があったと明らかにし、「県連に影響が出ないよう一日も早い統合へ努力してほしい」と要請した。
 同会議には県選出国会議員や県議、各支部長ら約130人が出席。出席者によると、自民志士の一部県議が統合への思いを語り、両会派を含む出席者が挙党体制構築への意思を確認した。具体的な統合時期への言及はなかったという。
 定期大会には市町長や支部長ら約700人が出席し、新幹事長に戒能潤之介前県議会副議長を選任する人事などを正式決定した。