愛媛県はバイオディーゼル燃料(BDF)モニター事業者として建設業などの富久(東温市)を決め、1日、使用済み天ぷら油が原料のBDF5%混合軽油を建設機械に給油した。
BDFは地域で回収した天ぷら油から製造。資源を有効活用でき、二酸化炭素削減による地球温暖化防止につながるとしている。1日は東温市で製造元のダイキアクシス社員が大型の建設機械に給油し、ステッカーや看板で啓発した。
県環境政策課は利用拡大へ「BDFの認知度を向上させていきたい」とし、富久の担当者は「地球環境に貢献できれば」と話していた。実施期間は来年2月まで。