2016年度の浜揚げ真珠の入札会が12日、全国のトップを切り愛媛県宇和島市築地町2丁目の県漁業協同組合連合会(県漁連)宇和島支部で始まった。初日は計約1億7200万円(前年度比26.5%増)の売買が決まり、県漁連は「昨年同様いい滑り出し」としている。
 神戸市や三重県などの真珠加工業18社約50人が参加。バイヤーは真珠を一つ一つ手のひらに載せ、照りや巻きなどを丁寧に確かめながら入札価格を決め、用紙に書き込んだ。