高校生を対象にした知的財産セミナーが12日、愛媛県松山市真砂町の松山工業高校であり、1年生約320人が特許権や商標権などの重要性に理解を深めた。
 県と日本弁理士会が協力協定に基づいて開催。弁理士の小笠原宜紀、北山高雅両氏が講師となって知的財産について紹介し「特許権を取得したからといってお金をくれるわけではなく、どのように活用するかが大切だ」と説明した。
 寸劇では、二つの業者の似ている商品が互いに特許権を侵害していると主張し和解した事例を披露した。