飲酒運転による事故を防ごうと、愛媛県警の松山南署と久万高原署、交通機動隊中予方面隊は10日夜、砥部町千足の国道33号で合同飲酒検問を実施した。
 署員ら15人はコーンを並べて通行車両を誘導し、ドライバーの免許証を確認してアルコール検知器で呼気をチェック。安全運転や交通ルールの徹底を呼び掛けた。
 松山南署によると、管内で今年発生した飲酒運転による人身事故は9日現在、6件(前年同期比4件増)。署の玉井行士交通課長は「お酒を飲んだ人に運転させても罪に問われる。飲み会の帰りには代行運転を使うなど、友人同士で呼び掛け合ってほしい」と話した。