砥部焼女性作家グループ「とべりて」(7人)の作品を集めた展示会「とべりて展―つむぐ」が10日、愛媛県砥部町大南の砥部焼伝統産業会館で始まった。企業とコラボレーションした商品や個人作品など1000点以上を展示し、結成から2年半の軌跡を紹介している。27日まで。
 とべりては、女性の力を生かし砥部焼を広くPRしようと2013年2月に誕生。これまで数多くの企業などからオファーを受け、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」やホテル、旅館で使う食器の提供などに取り組んできた。
 メンバーのアイデアでかわいらしく装飾された会場には、県産品とのコラボ作品がずらり。砥部焼で作ったタオルフックと今治タオルのセットをはじめ、宇和島産真珠をあしらったティアラや、県のイメージアップキャラクター「みきゃん」を描いた皿、ピンバッジなども並ぶ。
 展示作品は一部を除き販売する。14日と24日休館。