祭りの秋、告げる灯 「大神輿総練」前夜祭
愛媛県内のみこしなどが集結する「大神輿総練(おおみこしそうねり)」の前夜祭「灯りの祭典~ランタン祭り」が17日、松山市堀之内の城山公園で初開催され、ランタンの淡い光が闇夜に浮かび上がった。
「えひめ愛顔(えがお)のまつり推進協議会」主催。松山市と台湾・台北市が友好交流協定を結ぶ縁で、台湾の旧正月に行われるランタン祭りのオブジェを譲り受けた。
会場には、シマウマやサルなど大小約20組のオブジェが登場。点灯式で一斉に光がともると、集まった来場者から大歓声が上がった。来場者は、オブジェの前での写真撮影を楽しみながら散策していた。松山女みこしや新居浜太鼓台、西条だんじりも登場し、差し上げなどのパフォーマンスを行った。オブジェは22日まで、午後6~10時に点灯される。18日は、同所で「大神輿総練」がある。