祭典 熱き11日間 きょう30日開幕 愛媛国体
第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」の総合開会式が30日に松山市上野町の県総合運動公園ニンジニアスタジアムで行われ、10月10日まで11日間の大会が開幕する。愛媛では64年ぶり、単独開催は初の国体。開幕前日の29日は同公園で来場者を迎えるおもてなし広場の設営が行われ、いよいよ本番を迎える態勢が整った。(4・6・27面に関連記事、22~25面に特集)
特産品や企業PRのブースが並ぶ「みきゃん広場」では、出店者が看板を設置したり商品を並べたりして、朝から準備に取りかかった。県イメージアップキャラクター「みきゃん」のグッズや蛇口から出るみかんジュースなどを扱うえひめ愛顔みきゃんの会の稲見益輔さん(34)は「県外の人がまた来たくなるよう愛媛をPRしたい」と意気込んだ。
総合開会式は30日午前10時50分からのオープニングプログラムに続き、天皇、皇后両陛下をお迎えして午後1時50分に開始する。愛媛国体には全47都道府県から選手や監督ら約2万2990人(水泳などの会期前競技を含む)が参加。愛媛からは962人の選手団が全競技に出場する。競技は30日から10月10日まで、会期前を除く35の正式競技と特別競技の高校野球を実施する。