秋の全国交通安全運動初日の21日、愛媛県警の出動式が松山市堀之内の城山公園であり、交通機動隊の白バイやバイシクルユニットの隊員ら計36人が県内の主要幹線道に繰り出し、取り締まりや街頭指導に当たった。
 今年の運動の基本は子どもと高齢者の交通事故防止。運動の重点は、夕暮れ時と夜間の歩行者、自転車の事故防止▽全座席のシートベルト、チャイルドシートの着用徹底▽飲酒運転根絶―の3項目となっている。愛媛では独自に、歩行者や自転車、自動車が思いやりを持って道路を共有する「シェア・ザ・ロード」の精神の普及と自転車用ヘルメットの着用促進に力を入れる。
 出動式で林学本部長が「悪質・危険な違反を重点とした取り締まりと合わせ、シートベルトやヘルメットの着用推進など指導啓発活動も積極的に推進してほしい」と訓示。交通機動隊の篠崎富和隊長が出動申告し、出発した。