27日から愛媛県松山市堀之内の県美術館で開幕する第65回秋季県展(県美術会、愛媛新聞社など主催)の入賞・入選作品を決める鑑審査が18日、始まった。
今回出品されたのは洋画、日本画、彫刻などの8部門計2204点。そのうち審査対象となる一般作品計1556点を、県美術会の会員から選ばれた審査員47人が18、19日の2日間で審査する。
出品者の力作が並んだ各部門の会場では、審査員が画力や表現力に着目しながら、1点ずつじっくりと鑑賞。「狙いがはっきり伝わってくる」「もう少し構成に工夫がほしい」などと積極的に意見も交わし、選考を進めていた。