国土緑化推進機構(東京)は31日までに、林業振興などへの貢献をたたえる緑化功労者の林野庁長官賞に西予市の三瀬逸雄さん(66)を選んだ。全日本学校関係緑化コンクールの協力者の部協力賞は、松山市の樹木医武村義治さん(77)に贈ることを決めた。
 三瀬さんは県内林業を指導する林家として南予の林業をけん引。機械化林業の重要性を地域内外に普及啓発してきたほか、植樹活動の講師を務め、地域緑化に貢献してきた。
 武村さんは樹木医としての知識や経験を生かし古木の回復に尽力。小学校で実施する樹木診察は、樹勢回復の過程を通した環境緑化教育につながっている。