聖なる果実 クリスマスにミカン贈る習慣PR
大切な人に愛を込めて温州ミカンを贈る習慣「クリスマスオレンジ」を広めようと、八西地域の商工業者や行政機関でつくる「愛顔(えがお)のみかんプロジェクト推進協議会」は30日、東京・新橋のアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」で普及イベントを始めた。JA西宇和産の温州ミカンとともに贈答用の木箱やみかんツリーセットなどを6日まで販売している。
協議会によると、カナダではクリスマスシーズンに日本から輸入した温州ミカンを「クリスマスオレンジ」と呼び、プレゼントする。オレンジ色は太陽を思わせ「聖なる果実」として親しまれているという。
県内で普及活動をしてきたが、今回初めて東京でイベントを開催。温州ミカン購入者には習慣を説明し、「Xmas Orange」と印刷したラッピングセットを配布した。温州ミカンを試食した千葉市の男性会社員(47)は「とても甘くて驚いた。面白い習慣ですね」と興味を示していた。