小中学生に食の大切さを伝える「子ども農業体験教室」が3日、愛媛県松山市八反地の愛媛大農学部付属農場で始まり、県内の小学3年生から中学1年生までの22人が牛の世話やサツマイモの収穫などを楽しんだ。
 食べ物の生産現場である農業を体験し、動物の命や自然環境に感謝する気持ちを養ってもらおうと、愛媛大が毎年開催している。
 3日は肉牛の餌やりやブラッシングに挑戦。子どもたちが恐る恐る干し草を差し出すと、牛が長い舌をぺろりと出してキャッチ。うまく口の中に入れられた児童は「やったあ」と歓声を上げていた。