愛媛県臓器移植普及推進月間の10月に合わせ、県や愛媛腎臓バンクは18日、松山市大街道2丁目の大街道アーケードで臓器提供の意思表示カードやパンフレットを配り、臓器移植への理解とカードの利用を呼び掛けた。
 県によると、日本臓器移植ネットワークに登録している腎臓移植希望者は2013年末時点で全国に1万2757人おり、増加傾向にある。県内では112人が登録している。
 この日は、県職員とボランティアら数人が参加。通行人に啓発のグッズを手渡した。
 意思表示は、運転免許証や健康保険証への記入でも可能。県は「これを契機に臓器移植に関心を持ってほしい」としている。