年末年始を前に、愛媛県松山市居相2丁目の伊予豆比古命神社(椿神社)で23日、アルバイトで働くみこへの説明会があった。白衣と緋(ひ)ばかまに身を包んだ大学生らが緊張した面持ちで、心構えや初詣客への接し方などを学んだ。
大みそかと正月三が日にみこを務めるのは市内の高校生や大学生ら計27人で、会には23人が参加。禰宜(ねぎ)らから神社で使う独特の言葉遣いをはじめ、お守りなどの授与品の種類や初穂料(金額)について説明があり、参加者は熱心にメモを取っていた。椿神社では例年、三が日に約15万5千人が訪れるという。