自然の中で国際交流、サマースクール30年目 伊予
「愛媛国際交流サマースクール」が30日、愛媛県伊予市中山町出渕の秦皇山森林公園で2泊3日の日程で始まり、小学生ら約100人が自然の中でのキャンプを通じて国境を超えた友情を育んでいる。
国際交流に取り組む「郷土愛媛と国際社会を考える会」の松下文治会長が、柔道指導で赴いたザンビアの駐日大使らを旧中山町に招いてサマースクールを始め、今年で30年目の節目を迎えた。
開校式では、ザンビアのジウカニ・スワレ元大統領補佐官が30年目を祝う横断幕を持参し、「子どもの未来をつくるキャンプは大切な財産になる」とエールを送った。
県内のパフォーマーがマリオネットショーや歌、ダンスなどを披露。スペインやフィリピン出身の県内留学生らが母国について紹介した。
2、3日目はいかだ遊びや科学実験、バーベキューなどを行う。