愛媛県松山市中心市街地のにぎわい創出につながる新しい仕組みづくりに向けた「公民一体型空間形成検討専門部会」(会長・羽鳥剛史愛媛大大学院理工学研究科准教授、9人)の初会合が15日、市内であり、大街道商店街で10~11月の計2回、公共空間を活用した実証実験を行うことを確認した。
 複合施設「アエル松山」の開業で大街道一番町付近通行者が増えていることから、実証実験は効果を中央商店街全体に波及させようと、大街道商店街のほぼ中間地点に位置する三番町通り北側の大街道2丁目南エリアで実施。実験はともに9日間を予定する。1回目は10月24日からで、芝生エリアを設けて子どもの遊び場として活用を模索。2回目は11月下旬の計画で、本棚や立て看板を設置し展示・情報発信の場としての活用の可能性を探る。