夏の花火大会を安全に運営しようと、愛媛県の松山市と今治市の2団体が3日、松山市三津3丁目の市地域交流センターで意見交換会を開き、実行委員会や警備などの体制について相互に確認し合った。
 2017年の「第20回おんまく花火」を前に、より安全な花火大会の運営方法を考えようと「今治市民のまつり振興会」(越智紀方運営委員長)が「松山港まつり振興会」(河野隆幸会長)に働き掛け、初めて開催。両団体の計約20人が参加した。
 会では、今治側が当日の警備体制について質問。松山側は「警備に当たる約280人の位置を配置図に落とし、大会後の渋滞を緩和するための案内も徹底している」と紹介、万が一に備えて警察や消防、海上保安部でつくる警備本部を1カ所に集約しているとした。