若い世代を対象にした愛媛県松山市の「まちづくり提案制度」による事業報告会と説明会が5日、松山市三番町6丁目のコムズであった。2016年度に採択された6団体のうち4団体が福祉や文化といった分野での取り組みを披露した。
 ボランティア団体の「えひめBBS学生連合」は、昨年の夏休みに市内の高齢者福祉施設を開放し、集まった児童に学習指導などを行ったと発表。聖カタリナ大2年の男子学生(20)は「母子家庭や共働きの家庭が多い中、児童に手を差し伸べる活動になった」と振り返った。