高校生による選挙啓発イベント「今治高校生サミット」が28日、愛媛県今治市片原町1丁目の市みなと交流センター「はーばりー」であり、市内外の高校生9人が選挙の意義や若者の投票率向上の方策について熱い議論を交わした。
 今治の活性化を考えようと2016年11月、市内在住の高校生で発足した「今治高校会議所」(14人)が主催。任期満了に伴う今治市長と市議会議員の両選挙の告示前に開いた。
 参加者は2グループに分かれて討論。投票の際「自分たちの暮らす町の問題を把握していないと意思を込めた1票を投じることができない」との意見があり、地元を知るための勉強会を行う案が出た。全世代で投票率の低下が問題になっているとし、若い世代主体で選挙啓発のテレビCMを作成するアイデアもあった。