愛媛県新居浜市の繁華街を明るくしようと、中心部の飲食店が「新居浜中心飲食商店街振興組合」(岡博美代表理事)をつくり、一時は明かりが消えていた街路灯をリニューアルして復活させた。若水町1丁目の敷島通りでこのほど点灯式があった。
 中心部の飲食店は敷島通り(市道)約400メートルの沿線と周辺に集積している。組合によると、2004年に水銀灯43基を設置したが、運営していた旧組織「敷島通り商店街振興組合」の会員減少で運営費が賄えず、昨年9月から全基を消灯。市民や従業員らから「まちが暗く活気がない」「治安が悪い」などの声が上がっていた。
 そこで、敷島通り商店街振興組合を母体に周辺店舗にも呼び掛け、今年4月、名称と定款を変更し新組合が誕生。現在約150店が加盟している。