補正予算案3件可決 臨時県議会 防災や農林水産振興
愛媛県議会は8日の臨時会で国の経済対策に基づく補正予算に即応した理事者提出の11月補正予算案3件を原案可決した。一般、特別、企業の3会計で計188億7232万円。
中村時広知事が補正予算の迅速な執行に向け招集した。会期は1日間。
一般会計は183億9852万円で防災・減災対策や農林水産業の振興、地域活性化の推進が柱だ。
防災・減災対策は四国電力伊方原発での重大事故を想定し要支援者入所施設の放射線防護対策など140億899万円を計上。
農林水産業の振興は中山間地域の農業者の所得向上支援や農業基盤の整備などに42億6409万円。
地域活性化の推進は、県外の学生が県内でかんきつ収穫などを体験する「えひめ版農業ワーキングホリデー」実施などに1億2544万円を充てた。