クリスマスムードを盛り上げようと、愛媛県西条市広岡の吉岡小学校の保護者ら約10人がこのほど、学校のイメージキャラクターを描いた大看板を学校近くの吉岡公民館(西条市上市)に設置した。26日まで夜間ライトアップする予定で、子どもらは「かわいい」と喜んでいる。
 看板は縦2.7メートル、横3.6メートル。同校保護者らでつくるボランティアグループ「ささく会」の大沢仁志代表(50)が「子どもたちの思い出に残れば」とクリスマス時期の設置を提案。保護者や児童らの有志が10月下旬から約2カ月かけて制作した。
 校庭の大きな落葉樹のセンダンをモチーフにした「せんちゃん」を囲み、サトイモをモチーフにした「さとコロリン」や、地元の「佐々久山」と猫がモチーフの「ささくにゃん」など、児童が2012年度に創立120周年を記念して考えたキャラクターがクリスマスの準備をする様子を描いている。