大相撲の前頭豪風関(36)=尾車部屋=が26日、愛媛県西予市野村町阿下の野村高校相撲部を訪れ、市内を中心にした小学生から高校生まで約20人を熱血指導。同校の部員らがベテラン力士の胸に思いっきりぶつかった。
11月下旬に乙亥会館(同市野村町野村)で開かれた「乙亥大相撲」に招待された豪風関が、お礼をかねて地域を再訪。野村高相撲部の上杉博賢監督(36)と、中央大時代に同窓生だった縁も後押しした。
練習では、豪風関が高校生らに胸を貸して激しいぶつかり稽古を行った。生徒同士の取組にも鋭い視線を向け「もっと動いて」「もっと速く攻めないと」などと的確にアドバイスを送っていた。