中学生が赤ちゃんとのふれあいを通じて命の大切さを学ぶ授業が13日、愛媛県松山市若葉町の三津浜中であり、3年生約160人が生後3カ月~1歳の赤ちゃんや母親らと交流した。
 市社会福祉協議会が地域の福祉力向上を図ろうと、NPO法人共育コーディネートグループSHAKEや、地域の民生児童委員らと協力して2015年度から実施している。
 生徒は4~6人に分かれて赤ちゃんと接し、戸惑いながらも母親からこつを教わり優しく抱っこした。泣く赤ちゃんをおもちゃを使ったり頭をなでたりして懸命にあやし、赤ちゃんの愛らしい表情や動きに「すごい」「かわいい」などと目を細めていた。