事件現場に残された証拠を分析する技術を学べる「科学捜査展 SEASON2」が23日、愛媛県新居浜市大生院の県総合科学博物館で始まった。体験コーナーなどを通じ、子どもたちがいろいろな鑑定技術に触れ、目を輝かせた。6月26日まで。
 2013年に同館であった全国巡回展「科学捜査展」から展示物などを一新。静電気を利用した足跡採取や塗料の分析方法などを体験装置やパネル約40点で紹介している。
 五感を使った捜査訓練コーナーでは、来館者が同じ形をした複数の容器を嗅いでにおいの違いを判別したほか、いろいろな容器を振って同じ音を捜し当てる「音の神経衰弱」に挑戦し、推理力や観察力を試した。