医薬品や医療機器の卸売会社「四国アルフレッサ」(高松市、川島啓嗣社長)は13日、車イスを搭載できる福祉車両1台を愛媛県に寄贈した。今治保健所に配備し、感染症患者の専門医療機関への搬送などに活用する。
 車両は4人乗りで、車イス乗降用のスロープや固定ベルトなどを備えるほか、患者搬送時は運転手らを感染から守るシートで車両後部と前部を遮断する。
 県庁での贈呈式で川島社長は「愛媛や四国でますます地域に貢献したい」と話し、原昌史副知事にレプリカキーを手渡した。原副知事は「熱い思いで寄贈していただいた。しっかり活用することで感謝を表したい」と述べた。