梅雨の晴れ間が広がった1日、愛媛県大洲市平野町野田の八幡浜・大洲地区運動公園でプール開きがあった。大洲盆地を覆っていた雨雲は去り、夏本番を思わせる陽光が水面にキラキラ。招待された市内の幼稚園児136人の歓声がこだました。
 園児たちはプールに入ったとたん「先生見て見て」とバタ足。友達を見つけたら「キャー」と水の掛け合いっこ。たちまち水しぶきの中の人になって笑顔をはじけさせた。
 公園は八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合が運営。50メートル、流水、幼児用の3種類のプールに加え、大小のスライダー(高さ約12メートルと約5メートル)も備える。開園式では県指定無形文化財の古式泳法「主馬神伝流」が披露された。