若者に農業へ興味を持ってもらおうと、愛媛県の松野町延野々の松野中学校で9日、農機具体験授業があった。生徒は、大型から小型までさまざまな農機具に乗り、農業の楽しさや難しさに触れた。
 後継者不足に悩む地元農家が提案し、技術家庭科の授業で初めて実施。農家や農機具販売者など6人を講師に招き、3年生36人が体験した。
 田植え機や稲刈り機など6台の農機具が並び、生徒は用途などの説明を受け早速乗車。初めはぎこちない手つきだったが、前後に動かしたり旋回したりして練習を重ね、乗りこなしていた。