今治市菊間町松尾に愛媛県が整備中の農道で12日、建設現場体験があり、近くの菊間小学校の5年生約30人が道路工事の苦労とやりがいの一端を学んだ。
 社会インフラ整備に興味を持ってもらおうと、工事を手掛ける中央建設(今治市)が実施。コンクリート表面の仕上げに使うモルタル作り体験では、スコップで砂とセメントを混ぜた後、水を注ぎ入れ、どろどろになった材料を懸命にかき混ぜて型枠に流し入れた。
 児童はショベルカー試乗や測量にも挑戦した。