愛媛県今治市玉川町中村の鴨部小学校で2日、大阪交響楽団(堺市)によるオーケストラのワークショップがあり、全校児童約100人がプロの実演や演奏指導を通じて音楽の奥深さに触れた。
 文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」の一環。12月に同校で予定されている楽団の公演のプレ行事で、弦、木管、金管、打楽器を担当する楽団員4人が講師を務め、それぞれの特徴を紹介した。
 「楽器は大きくなるほど音が低くなる」「フルートは今は金属でできているけど、昔は木で作られていた」などの説明に子どもたちは興味津々。間近で聴くバイオリンやホルンの迫力ある音色に目を輝かせていた。