愛媛県警の刑事部門の方針や課題を協議する刑事管理官・課長会議が2日、松山市勝山町2丁目の松山東署であり、5月に成立した改正刑事訴訟法による通信傍受の対象犯罪拡大や、裁判員裁判対象事件の取り調べ全過程可視化に関する留意点を確認するなどした。
 本部・署の刑事部門の幹部75人が出席。林学本部長が「検挙力向上や治安情勢の変化に応じた取り組みを進め、強くしなやかな刑事警察の確立に努めてほしい」と訓示。他県警による隠しカメラの無断設置事案に触れ、厳格で適正な捜査管理を行うよう指示した。