世界の造船や海運、舶用機器関連企業による国際海事展「バリシップ2015」(UBMジャパン主催)が21日、愛媛県今治市内で開幕した。東門町5丁目のテクスポート今治を主会場にした展示会には、過去最多となる16の国と地域から313社が出展。最新技術や製品を売り込み、商談を繰り広げた。
バリシップは船舶建造隻数の国内シェア約2割と海事産業が集積する同市で隔年開催されており、4回目。開会式で菅良二市長が「子どもたちに海事産業の素晴らしさを知ってもらえる機会にしたい」とあいさつ。展示会のほか、各種セミナーや、造船業界の現状と展望を紹介するパネルディスカッションなどがあった。会期は3日間。