【「専門家の意見無視した」住民側主張】
 愛媛県内の住民が四国電力伊方原発3号機(伊方町)の運転差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審第1回審尋(非公開)が16日、高松高裁(神山隆一裁判長)であった。住民側は7月に申請を却下した松山地裁決定を「基準地震動の過小評価に警鐘を鳴らす専門家の意見を無視した」と主張し、四電側は抗告棄却を求めた。次回期日は来年2月13日。