愛媛労働局が26日発表した来年3月卒業予定の県内学生の就職内定率(11月末時点)は高校生が前年同期比5.1ポイント増の86.8%、大学生は1.5ポイント減の65.6%だった。企業業績の回復による求人数の増加で、高校生は過去10年で最高、大学生は3番目に高い水準となった。
 高校生の就職希望者は3.1%減の2366人。求人数は39.1%増の2万2586人。求人倍率は2.90ポイント増の9.55倍で、県内は0.40ポイント増の1.60倍だった。
 未内定者の就職支援のため、労働局は1月21日、松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターで、若手採用に積極的な「若者応援企業」など県内企業約30社が参加する合同就職面接会を開催する予定。