南海トラフ巨大地震などに備えようと、愛媛県松山市の姫原1・2・3丁目自主防災会は15日、同市山越3丁目の姫山小学校で「避難所の運営管理」をテーマに防災訓練を行い、住民約150人が運営上の注意点などを学んだ。
 訓練は年1回実施し、3回目。今年はグループごとに段ボールのベッド作りに挑戦し、参加者は役割分担しながら、手早く完成させた。
 市中央消防署員による解説もあり、避難所での混乱を回避するためには最初に共通ルールを張り出して明示し、運営の中で柔軟に変更していく方法が有効とし、避難者の名簿登録も不可欠だと述べた。
 天ぷら油に引火した設定での消火訓練などにも取り組んだ。