特殊詐欺被害を水際で防いだとして愛媛県警松山西署は29日、スーパーのセブンスター別府店(松山市別府町)と副店長(47)、女性店員(36)に感謝状を贈った。
 署などによると、女性店員は4日、携帯電話で話しながら店舗内の現金自動預払機(ATM)を操作する70代の女性に声を掛けた。女性は通話と操作に必死で約100万円を振り込もうとしていたため、副店長に報告。副店長が女性と電話を代わり、銀行員をかたる男に連絡先などを聞くと電話が切れた。女性は医療費の還付金があると持ちかけられていた。