宗派を超えた17カ寺でつくる愛媛県松山市の北条仏教会(24人)による寒修行福祉托鉢(たくはつ)が19日、始まった。2月6日まで北条地域を巡り、社会福祉や被災地支援などに役立てる浄財を集めている。
 同会によると、凶作に苦しむ東北地方を支援しようと1902年に始まり、以後100年以上続く恒例行事。19日は15カ寺の僧侶計17人が黒い法衣に網代(あじろ)がさ姿で同市北条辻の法善寺を出発した。