サッカーの日本代表でイタリア1部リーグ(セリエA)インテル・ミラノに所属する長友佑都選手(30)=愛媛県西条市出身=が小学3年まで通った三芳小学校(西条市三芳)で12日、学習発表会があり、6年生19人が長友選手の少年時代を紹介する劇「また明日」を披露した。本人から届いたビデオレターが最後にサプライズで公開され、児童に「夢や希望を持って一生懸命努力すれば、夢はかなうと信じている」とエールを送った。
 長友選手と三芳小の交流は、民放テレビ局が2016年6月、長友選手の同級生らを訪ねる番組収録で来校したのがきっかけ。近藤一雄校長(56)と吉本栄作教諭(57)が「世界で活躍する先輩を子どもたちに知ってほしい」と劇作を思い立ち、児童約20人とともに「メッセージを送ってくれませんか」などと手紙を出した。