震災の記憶を永遠に―。6000人以上が犠牲になった1995年の阪神大震災から22年を迎えた17日、愛媛県松山市石手2丁目の石手寺で慰霊祭があり、県内に移住した被災者や地元住民、ボランティア団体メンバーら計約40人が犠牲者の冥福を祈った。
 午前5時15分ごろから参加者がガラスコップに入った約250本のろうそくに灯をともすと「1・17 人の痛み」の文字が浮かび上がり、発生時刻の5時46分に本堂で黙とう。厳粛な雰囲気の中で焼香や読経が続き、犠牲者を悼んだ。