障害者雇用を考える「第18回障害者問題全国交流会in愛媛」が22日、愛媛県松山市のホテルなどで始まった。全国の経営者ら約630人が講演や分科会を通じ、障害者と健常者が共に働ける社会の実現に向け理解を深めた。23日まで。
 中小企業家同友会全国協議会(東京)が隔年で実施し、中四国での開催は初めて。協議会の内田五郎障害者問題委員長があいさつで「交流会で学んだことを自社や地域に生かしてほしい」と呼び掛けた。
 全体会で、愛媛大の山本万喜雄名誉教授が「共に育ち合い、働いて元気になる」と題した講演で問題提起。続いて経営労働、社員教育など五つのテーマで分科会が開かれた。