雷漬作り手際よく 松野で最盛期
愛媛県松野町でカブの漬物「雷漬(かみなりづけ)」の生産が最盛期を迎えている。かむとバリバリという音がすることから名付けられた地域の特産品作りは2月いっぱい続く。
地元有志6人による「天ケ滝雷漬生産グループ」が、高齢化のため生産を中止した女性グループから引き継ぎ3シーズン目となった。
晴天となった21日は同町奥野川の加工場で作業。5日ほど天日干ししたカブを、メンバーが開発した「かつらむきマシン」などを使い、手際よく厚さ3~5ミリにむいていった。再び干した後、地元のユズなどを使った特製ダレに約2週間漬け込み完成する。
町内の道の駅「虹の森公園まつの」や鬼北町の道の駅「森の三角ぼうし」で250グラム入り1パック500円で販売している。