願い叶った、135人熱演 松山で市民ミュージカル
愛媛県松山市の市民ミュージカル「シンデレラ~願いが叶(かな)うガラスの靴」が17、18の両日、同市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターで上演された。オーディションで選ばれた市民ら135人が出演し、笑いあり涙ありの舞台を繰り広げた。
市文化・スポーツ振興財団が毎年開催し、23回目。出演者は2月にあった演技やダンスのテストを経て、約3カ月間稽古を重ねてきた。
公演では、主人公シンデレラと妹のシンシアが、継母や義理の姉にきつく扱われても、夢を信じてけなげに暮らすシーンで幕開け。清涼飲料水のCMソングや流行語なども随所に盛り込まれ、会場を埋めた客席からは笑いが起こった。継母らの策略で魔女の疑いをかけられるなど、シンデレラが窮地に追い込まれる場面では、迫真の演技に引き込まれ、涙を浮かべる人もいた。