酒を飲む機会が増える年末を控え、パトロールや検問などで飲酒運転の摘発にあたる「飲酒運転取り締まりプロジェクトチーム」の出発式が20日、愛媛県警本部であった。1カ月、全署で取り締まりを強化する。
 式には交通部と松山東署のチーム員約25人が出席。藤田聡彦交通部長が「深夜から早朝の過酷な勤務になるが、徹底的な取り締まりで交通死亡事故ゼロを望む県民の期待に応えてほしい」と訓示。チームを代表して交通機動隊中予方面隊長の岡村陽介警部が「悲惨な交通事故の根絶のため、総力を挙げて活動にあたる」と決意表明した。